作文 JITCO - 04. 2年後の宝物
2年後の宝物
HAO JIN
私は、去年の5月20日に研修生として中国か ら日本へ来ました。空港を出ると私達を受け入 れる組合の先生が笑顔で出迎えてくれました。 私達の研修生活はここから始まりました。
日本での生活が始まると、先生は私達に「これから日本にいる3年間、その日の出来事や感じた事などを、毎日日本語で日記として、つて下さい」と言いました。私は、先生が言った事に対して「毎日日記をつけないといけない、こんな面倒臭い事を続けるなんて、絶対に無だ」と思いました。
私は中国の教育センターで6ヶ月間日本語を勉強しましたが、日本に来て見ると、やはり日本語を上手に話す事は出来ません。日記をつける事はとても難しく1日の行動を書くだけでも2時間くらいかかりました。日記をつける事は私にとって、とても嫌な事でした。
私が日本に来て約3ヶ月が経った頃、福岡で外国人研修生・実習生を対象とした作文コクールが開催されるというので、私達は会社通じて作文コンクールに参加しました。1ヶ月後、会社の生活指導員から、私の作文が特別賞に選ばれた事を聞いた時は信じられませんでした。日記を毎日つけている事で、苦手だった文法 や日本語の使い分けが自然と身についてきまし た。私が作文を書く事が出来た事、そして賞を 頂いた事はきっと日記のおかげだとその時思い ました。そう思うと、嫌だった日記が好きになってきました。
今、私は毎日夕ご飯の後にまず日記をつけています。日本の文化について、綺麗な風景など を見て感じた事、日本語の勉強についてなどを 沢山日記に記録しています。最初、日記は2時 間くらいかかりましたが、今では20分位で書け るようになりました。
私は書いた日記を毎週火曜日に生活指導員に 提出しています。生活指導員は間違った日本語 の使い方をしている箇所を赤ボールペンで直し てくれます。生活指導員が訂正してくれた所は 何度も読んで覚えます。その他には私達の日記 を読んで感想なども書いてくれます。「郝君、 よく日本語を勉強していますね、内容や文法な ど、どんどん高度な使い方が出来るようになっ てきました、この調子で頑張って下さい」生活 指導員が書いてくれる感想を読むと、とても自 信がつきます、日本語を勉強する意欲がわいて きます。
どんな事でも毎日続ける事は大変です、日記 も同じです。しかし、毎日日記をつける事で確 実に日本語のレベルが上がります。又私が日本 で感じた色色な事も記録する事ができます。私 は5月から実習生になり日本にいられる時間は 後2年間ですが、実習生になっても必ず毎日日 記をつけて、3年間分の宝物として中国に持っ て帰りたいと思います。そして中国へ帰っても 日記をつけることを続けていきたいと思いま す。